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コラム

はじまりは、1枚の絵

”魔女宅”の愛称で親しまれている『魔女の宅急便』。1985年1月に出版され、2025年で40年目をむかえました。アニメーション映画やミュージカル化など、今もなお、多くの人に愛され続けています。

■『魔女の宅急便』の成り立ち

『魔女の宅急便』はもともと、雑誌「母の友」に連載されていました。1982年4月号から1983年3月号まで連載されたものが『魔女の宅急便』として、1990年4月号から1992年3月号に連載されたものが『魔女の宅急便その2』として出版されました。

シリーズは本編6巻、番外編3巻にわたる長編です。1巻で13歳だったキキは、6巻では35歳のふたごのお母さんになります。少女時代のさまざまな悩みや成長を経て、1人の女性として母として、人生を歩む姿が丁寧に書かれています。

実は『魔女の宅急便』が生まれるきっかけとなったのは、作者・角野栄子さんのむすめ、くぼしまりおさんが幼いころにかいた1枚の絵でした。その絵には、魔女がほうきにラジオをぶら下げ、音楽を流しながら空を飛んでいる様子がかかれていたのです。もしこの絵がなければ、多くの人に愛される『魔女の宅急便』は生まれていなかったかもしれません。

現在、文学館の「栄子さんのアトリエ」では、この絵を展示しています。物語の”はじまり”を、ぜひ魔法の文学館でご覧ください。

魔女の宅急便シリーズ全6巻(《1巻/林 明子、2巻/ 広野 多珂子 、3巻〜/佐竹 美保》・絵)と特別編3巻(佐竹 美保・絵)全て福音館書店

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